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大倉邦彦は、西郷小学校の前身である横武(よこたけ)尋常小学校を、明治25年(1892)3月に卒業します。
上京して実業家となった大倉は、母校にさまざまなものを寄付しています。
大正14年(1925)には、実習田と講堂を寄付しました。
上の写真(研究所沿革史資料6878)は、大正14年10月27日に行われた講堂寄附受領式の様子を撮影したものです。
大倉も東京から駆けつけて、「暗を照す提灯に」なればと思って講堂を新築寄附したと挨拶しています。
この日は村内全域から人びとが集まって、各地区のニワカまで繰り出す盛会となったそうです。