大倉邦彦と鑑賞する日本精神文化曼荼羅
「大倉邦彦と鑑賞する日本精神文化曼荼羅」
大倉精神文化研究所の附属図書館閲覧室には、一辺が約2.5メートルもある巨大な絵画が展示されています。
『日本精神文化曼荼羅』と題するこの絵は、大倉邦彦が創案し、日本画家の井村方外に描かせたものです。邦彦は大倉精神文化研究所の訪問者に研究所を創った目的や研究所の活動について説明する際、この曼荼羅を使用していました。研究所には生前の邦彦が曼荼羅について自ら説明している貴重な音声テープが残っています。
大倉邦彦が『日本精神文化曼荼羅』によって表現しようとした研究所の使命とは?日本人の心とは?
美術品としても美しいこの曼荼羅をテープからよみがえった邦彦の肉声とともに鑑賞しながら、その制作意図を探ります。
(令和元年度、港北ふるさとテレビ局 制作)