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催し物

第19回 図書館資料展 貴重コレクションを探るシリーズⅥ 『金澤甚衛旧蔵資料 仙台藩 軍器』

2017.06.01

19回軍器 展示風景.jpg

貴重コレクションを探るシリーズ第6弾として、『金澤甚衛旧蔵資料』を展示しています。

今回ご紹介するのは、『仙台藩(せんだいはん) 軍器(ぐんき)』です。

『仙台藩(せんだいはん) 軍器(ぐんき)』(ウ3-331)は当館へ寄贈された金澤甚衛氏所蔵に含まれていた和古書で、仙台藩の記録です。翻刻を添付した「御軍(ごぐん)御定(おさだめ)」には、各家臣が石高に応じて出さなければならない軍用人数(鉄砲隊、弓隊などの人数)の決め事などが書かれています。

また武具は戦闘用でもありますが、徳川の平和な治世においては大名行列にも使われたものと考えられます(『文政武鑑:編年江戸武鑑』柏書房出版 参照)。尚、この資料は、延宝五年や享保十四年に書かれた「御定」を、嘉永三年に石川連治があらためて写し取ったものであることが資料の最後の記述からわかります。

2017.06

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