大倉精神文化研究所

第05回研究所資料展

（第19回大倉山秋の芸術祭参加企画）

77年前の外国絵ハガキ展－1920年代のアジアとヨーロッパ－

大倉精神文化研究所は、図書館に多数の書籍を所蔵していますが、その他にも、70年余にわたる活動の中で様々な資料を収集してきました。それらは沿革史資料として分類整理し、研究に活用しています。今回はその中から、外国の古い絵ハガキを展示いたします。

大倉精神文化研究所の創立者大倉邦彦は、研究所本館(現横浜市大倉山記念館)の建設に先立ち、1926年(大正15)に船でヨーロッパへ視察旅行に行きました。研究所には、その時アジアやヨーロッパの各地で買い集めた絵ハガキ約800枚を所蔵しています。それらの絵ハガキには、現在ではすっかり失われてしまった世界各地の古い風俗や、今でも変わらない名所・旧跡、美術品などがあざやかに記録されています。

77年前の絵ハガキで、時を超えた世界旅行をお楽しみ下さい。

会　期：平成15年（2003）10月29日～11月3日

会　場：大倉精神文化研究所附属図書館閲覧室（大倉山記念館内）

主　催：財団法人大倉精神文化研究所