第09回研究所資料展/じじばばの読んだ絵本展-むかしはみんな子供だった-
第09回研究所資料展
(第22回大倉山秋の芸術祭参加企画)
じじばばの読んだ絵本展-むかしはみんな子供だった-
『キンダーブック』『コドモノクニ』『ミクニノコドモ』『コドモエバナシ』『子供の友』などなど、大倉精神文化研究所では、戦前の絵本をたくさん所蔵しています。ぬりえの本や楽譜集もあります。
これらの絵本は、1925年(大正14)から1944年(昭和19)まで東京の中目黒にあった富士見幼稚園で使っていたものです。園長は大倉邦彦。のちに大倉精神文化研究所を開設することになる大倉邦彦は、子供の人格形成を目指して教育事業を始め、園児に良質の絵本を提供しました。
大正ロマンのかおる絵本、モダンな都会の風景、懐かしい田舎の自然、やがて軍人さんが現れ、空には戦闘機が描かれるようになります。
どれも、おじいさんやおばあさんが子供だった頃に、読んでいた懐かしい絵本です。
-
会 期:平成18年(2006)10月31日(火)~11月5日(日)
-
会 場:大倉精神文化研究所附属図書館閲覧室(大倉山記念館内)
-
主 催:財団法人大倉精神文化研究所