第19回研究所資料展/85年前の絵ハガキで訪ねる世界遺産
第19回研究所資料展
(第26回大倉山秋の芸術祭参加企画)
85年前の絵ハガキで訪ねる世界遺産
大倉精神文化研究所の創設者であり、研究所の本館建物(現、大倉山記念館)の施主である大倉邦彦は、大正15年(1926)に、世界の教育施設や宗教施設の調査旅行へ出発しました。アジアからスエズ運河を通ってヨーロッパへ、船で旅行する途中、立ち寄った各港で、調査に訪れたヨーロッパ各国で、数多くの絵ハガキを買っています。
残念ながら、アメリカへ渡る前に調査を中止して帰国しましたので新大陸の絵ハガキはありませんが、大倉邦彦が収集した760枚に及ぶ世界各地の絵ハガキの中には、後に世界遺産に登録されることになる名所旧跡の写真が150枚以上もあります。
そこで、今回は、全760枚の絵ハガキをクリアファイルに入れて展示し、その中から世界遺産の絵ハガキの一部は複製にして展示パネルで紹介します。
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会 期:平成22年(2010)11月2日(火)~11月30日(火)
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会 場:大倉精神文化研究所附属図書館閲覧室、公開書庫
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主 催:財団法人 大倉精神文化研究所
★展示説明会(フロアレクチャー)
展示担当者自ら、展示品の見所をご紹介します。(各回30分程度の予定)
11月20日(土)14時~、15時~
11月27日(土)14時~、15時~
参加される方は当日、大倉精神文化研究所附属図書館にご参集下さい。