第22回研究所資料展/インドの詩聖タゴールと大倉精神文化研究所
第22回研究所資料展
インドの詩聖タゴールと大倉精神文化研究所-大倉邦彦へのメッセージ「すべての人をひとつにしてください」-
アジアで初めてノーベル賞を受賞したインドの詩聖タゴールは、昭和4年(1929)6月、大倉精神文化研究所の設立者大倉邦彦の屋敷に1ヵ月間滞在し、「すべての人をひとつにしてください」というメッセージを大倉に託しました。そして、東洋と西洋の架け橋にならんとするタゴールの思想は、本研究所の設立理念のひとつとなりました。本研究所は、タゴールから大倉に寄贈された約160冊の自著・モデルシップの他、書簡や揮毫(きごう)、写真など多数の関係資料を所蔵しています。
今年は、タゴールの生誕150周年です。50年前には、生誕100年を祝うタゴール記念会が組織され、全国的な記念事業を展開しました。理事長は大倉邦彦、記念会の本部は大倉精神文化研究所本館(現、大倉山記念館)内に置かれていました。そうした経緯を踏まえて、今回は、インド大使館の後援をいただき、当研究所が所蔵する貴重な資料類を展示いたします。
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会 期:平成23年(2011)11月1日(火)~12月24日(土)
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会 場:大倉精神文化研究所第3会議室、附属図書館閲覧室・公開書庫(大倉山記念館内)
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主 催:財団法人大倉精神文化研究所
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後 援:インド大使館