第35回研究所資料展/白亜の殿堂 大倉山に現る~新発見の資料からよみ解く~
第35回研究所資料展
白亜の殿堂 大倉山に現る~新発見の資料からよみ解く~
「白亜の殿堂」として地域内外で親しまれている大倉山記念館の建物は、企業家の大倉邦彦が研究所と附属図書館の創立を企図して建設したもので、昭和7年(1932)4月9日、大倉精神文化研究所本館として竣工しました。現在でも、文化活動の発信地として、多くの人びとに利用されています。当研究所には、大倉邦彦が大正時代に設立を構想した時期から現在まで、当研究所の沿革に関わる数万点の資料を所蔵しています。現在もその調査と整理を続けていますが、その過程で、これまで知られなかった本館建設や研究所運営に関する事実がいくつか明らかとなりました。
そこで、今回は、それらの新発見の資料を中心に、研究所本館を設立するに至った背景や経緯、研究所本館の工事の状況や特徴、当研究所の戦前の運営状況などを紹介する展示を企画しました。
-
会 期:平成29年(2017)8月2日(水)~10月21日(土)
-
時 間:午前9時30分~午後4時30分
-
休館日:日曜・月曜・祝日
-
会 場:大倉精神文化研究所附属図書館
-
主 催:公益財団法人大倉精神文化研究所