第17回研究所資料展/大倉邦彦と富士山展
第17回研究所資料展
大倉邦彦と富士山展
大倉邦彦は、日本の伝統文化を継承し発展させることを目的の1つとして、昭和7年(1932)に大倉精神文化研究所を設立しました。
その大倉邦彦は、日本の象徴としての富士山をこよなく愛していました。富士見幼稚園、富士見農園、富嶽荘、芙蓉荘、富士見寮など、大倉邦彦が設立した施設には富士山の名が多く使われています。研究所の敷地を大倉山に決めたのも、この丘の上から富士山がよく見えたからだといわれています。
そこで、今回の研究所資料展では、大倉邦彦が川柳や短歌と共に描いた富士山の絵、研究所が所蔵する富士山を描いた風景画、富士見幼稚園関係資料など、富士山をテーマとした展示を企画しました。
これらの作品をご鑑賞いただき、大倉山の地に精神文化研究所を設立した大倉邦彦のこころざしに想いを馳せていただければ、これに勝る喜びはございません。
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会 期:平成22年(2010)3月20日(土)~4月24日(土)
好評につき5月28日(金)まで延長
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会 場:大倉精神文化研究所附属図書館閲覧室、公開書庫
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主 催:財団法人 大倉精神文化研究所