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催し物

平成16年度 大倉山講演会 ~港北の自然と文化~

2004.04.01
平成16年度 大倉山講演会

~港北の自然と文化~

わたしは無駄にこの世に生まれてきたのではない

また人間として生まれてきたからには

無駄にこの世を過ごしたくはない

私がこの世に生まれてきたのは

私でなければできない仕事が

何か一つこの世にあるからなのだ  (『いちずに一本道にいちずに』)

詩人相田みつをはこのように謳っています。同様のことを、研究所の創立者大倉邦彦は、80年前に「人は使命を持って生まれ、生かされている」と説いています。さらに大倉邦彦は、あらゆる生き物は形こそ違え、その本質は同一であり、人間も動植物もその枝葉の一部に過ぎないと説き、生物も無生物も万物は同質同根にしてその中には宇宙生命の流れがあると説きました。

科学文明の発達する中で、今日、私たちは地球環境を考え、自然保護や自然との共生を模索していますが、そこには人としての使命感や、こうした広い視野に立つ謙虚さが必要でしょう。

今回の講座では、事例として、かつては豊かだった横浜・港北の自然環境と、その中で生きてきた人々の生活や生き方を取り上げて、自然と人間との関係を考えていきたいと思います。

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