平成19年度大倉山講演会 ~日本古典に親しむ-『神典』の魅力再発見-~
平成19年度大倉山講演会
日本古典に親しむ-『神典』の魅力再発見-
昭和11年(1936)に初版が刊行された『神典』は、わが国の主な古典を読みやすく編纂した本です。大倉精神文化研究所が編纂したこの『神典』は、平成18年刊行の第20版で70年目を迎えました。
『神典』編纂の任を担った植木直一郎博士は、昭和10年代に「『神典』講座」の講師を長く務め、一般市民向けに『神典』に収録する全古典を講読して好評を博しました。実用の書として平成の今日に至るまで読み継がれてきた『神典』とその収録古典について、その魅力を改めて見つめ直します。