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催し物

平成20年度 大倉山講演会 ~横浜錦絵からオールド・ノリタケへ-明治の起業家大倉孫兵衛の生き方と商売道に学ぶ-~

2008.10.01
平成20年度 大倉山講演会

横浜錦絵からオールド・ノリタケへ-明治の起業家大倉孫兵衛の生き方と商売道に学ぶ-

人は何のために働くのでしょうか、企業は何のために活動するのでしょうか。いま、人生の意義や企業倫理が大きく問われています。

幕末の開港地横浜で、外国船員に錦絵を売っていた若き日の大倉孫兵衛は、明治から大正への近代日本の歩みの中で、様々な会社を立ち上げ次々に成功を収めます。大倉孫兵衛は、金の儲け方から儲けた金の使い方へと考えを巡らし、晩年にいたり人生の意義を考え「商売もツマリは宗教である」との悟りを得ます。しかし、起業家大倉孫兵衛は自己宣伝をしなかったために、近代日本の実業界に大きな足跡を残しながら、その存在は現在ではほとんど知られていません。

大倉山記念館(大倉精神文化研究所本館)を建てた大倉邦彦は、孫兵衛の孫であり、晩年の孫兵衛から大きな影響を受けていますから、記念館は孫兵衛の遺産ともいえます。

大倉孫兵衛の足跡をたどりながら、その実践哲学を学びます。

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