第08回公開講演会(岡倉天心市民研究会共催)/東京美術学校と岡倉天心
岡倉天心市民研究会共催 公開講演会
「東京美術学校と岡倉天心」
-
講 師:佐藤道信(東京藝術大学教授)
-
日 時:令和4年(2022)11月26日(土) 14時~15時30分
-
会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
-
定 員:40名(入場無料、予約制・先着順)
東京美術学校(明治20年設立)は、最初の官立美術学校ではなく、わずか8年間の短命で終わった工部美術学校(明治9~16年)に次ぐ2番目の美術学校でした。
工部美術学校はイタリア人のお雇い教師による西洋美術専門の教育機関だったのに対して、東京美術学校はほぼ全員が日本人教師で、伝統系美術のみの構成で当初設立されるという、180度の転換が図られました。その中心が、米人アーネスト・フェノロサと岡倉天心でした。
なぜそのような大転換が行われたのか、彼らの構想を、彼らの世界観と歴史観、そして当時の日本がおかれた国際情勢からさぐります。