第86回大倉山講演会/漢学と武道-二松學舎の三島復を例として-
平成31年「こころを磨き からだを鍛える」/第2回(第86回)
漢学と武道-二松學舎の三島復を例として-
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講 師:川邉雄大(二松學舎大學非常勤講師)
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日 時:平成31年(2019)4月20日(土)14時~15時30分
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会 場:横浜市大倉山記念館ホール
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定 員:80名(入場無料、予約なし、当日先着順)
三島復(みしままた)は、二松學舍の創始者で東宮御用掛をつとめた三島中洲(ちゅうしゅう)の三男で、第二代舎長をつとめ、『陸象山の哲学』を著すなど陽明学の研究者として知られています。彼は、学問を研究する一方で、武道に関心を持っており、毎朝剣術の稽古を行っていました。
現在、二松學舍大学には彼が旧蔵していた多くの柔術や剣術を初めとする武道の伝書類などが所蔵されています。
本講演では、漢学者の三島復が、武道に対していかなる関心を持ち、武道をどのように学問と結びつけて実践していこうとしたかについて、彼の行動や伝書類などから見ていきたいと思います。