令和4年第1回 大倉山講演会/近代日本孤児院事業の軌跡と展開
令和4年「世のために田を耕す」/第1回
近代日本孤児院事業の軌跡と展開
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講 師:峯岸 英雄(大倉精神文化研究所客員研究員)
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日 時:令和4年(2022)3月19日(土) 14時~15時30分 (開場は13時45分)
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会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
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定 員:40名(入場無料、事前予約制・先着順) ※定員を超えた場合はご入場頂けません。
明治10年代になると、産業形態の変革や国際社会への編入など、急激な近代化の弊害から庶民の貧困化が進み、さらに明治24年(1891)の濃尾地震などの自然災害によって、「貧児」や「孤児」の問題が生じました。
本講演では、社会福祉、社会事業概念のあいまいな明治時代において、家庭や家族の「絆」を構築するために尽力したキリスト教関係者による孤児院運営の軌跡と展開を、宮内文作(みやうちぶんさく)が創立した上毛孤児院(群馬県前橋市)や、石井十次(いしいじゅうじ)が創設した岡山孤児院(岡山県岡山市)などを具体例として探ります。