第●回大倉山講演会/日本における弓矢の文化について
平成15年度前期「武道精神とスポーツ精神」/第1回
日本における弓矢の文化について
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講 師:入江康平(元筑波大学教授)
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日 時:平成15年(2003)4月19日(土)
最近、武道を愛好する人が増えていますが、なかでも弓道は性別を問わず若い人から年配の人まで愛好者が多く、静かなブームをよんでいます。
弓矢の文化は人類の文化と同じ位の歴史を持っており、ほとんどの国や地域にみられる文化ですが、日本の弓矢は他にみられない独自性を形作りながら今日に至っております。
講演では日本の弓矢文化の独自性とはどのようなものかについて、「武道の中の弓道の位置付け」「弓具の特性について」「技術の特性について」「弓道の理念について」といった観点から参加者の皆様と考えてみたいと思います。