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催し物

第●回大倉山講演会/幻の旧制神奈川高等学校

2003.12.20
平成15年度後期「横浜の教育と文化」/2

幻の旧制神奈川高等学校

  • 講 師:平井誠二(専任研究員)
  • 日 時:平成15年(20031220日(土)

昭和6年(1931)、東京横浜電鉄が大倉山に梅林を開園しました。翌昭和7年に大倉精神文化研究所の本館(現横浜市大倉山記念館)が開館し、周囲に附属施設が次々に建設されていきました。

研究所を創設した大倉邦彦は実業家でしたが、幼稚園の経営もしており、女子教育の私塾を作ったり、東洋大学の学長も務めるなど、教育活動に力を入れました。やがて、昭和18(1943)大倉邦彦は、この大倉山記念館や梅林の土地を使って「神奈川高等学校」を作ろうとします。開校すれば文部省所管では33番目の旧制高等学校となるはずでした。しかし、その計画は実現しませんでした。大倉邦彦は、どのような学校を作ろうとしたのでしょうか。この計画はなぜ実現できなかったのでしょうか。大倉山の知られざる歴史を繙きます。

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