第●回大倉山講演会/大倉精神文化研究所本館から大倉山記念館へ
平成21年「大倉山記念館の建築様式と思想」/第3回
大倉精神文化研究所本館から大倉山記念館へ
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講 師:平井誠二(大倉精神文化研究所専任研究員)
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日 時:平成21年(2009)7月18日(土)
今年は、大倉精神文化研究所の本館が竣工して77年、その建物が大倉山記念館として開館して25年になります。この間に様々なことがありました。施主大倉邦彦がその生涯をかけて実践した精神文化活動。それに共感して建物を訪れた多くの著名人。精神修養に訪れた大人や子供たち。
戦争中は海軍気象部分室となり、戦後は国会図書館の支部図書館となったこともあります。荒れ果てて化け物屋敷と呼ばれたことすらあります。建物の維持管理が困難になり、研究所は横浜市へ本館を寄贈しました。
横浜市は、研究所本館を大倉山記念館にするために、どこをどのように改修したのでしょうか。実は、改修によって封印されてしまった開かずの間もあります。
大倉山記念館が歩んできた77年の歴史を紹介します。