第●回大倉山講演会/『神典』の魅力を語る
平成20年度「日本古典に親しむ」/第3回
『神典』の魅力を語る
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講 師:島善高(早稲田大学)
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日 時:平成20年(2008)6月21日(土)
昭和11年(1936)に刊行された大倉精神文化研究所の『神典』は、『古事記』『日本書紀』を始め、日本の成り立ちを記した古典の読み下し文が収録されており、しかも附録に詳細な索引もついており、非常に有益な書物です。
今回は、この『神典』を最大限に活用しながら、時節に合うように「六月晦日の大祓」を取り上げ、その源流を調べることにします。そして、日本人の基本的な観念の一つである「ツミ」意識がどのようなものであるのか、それを探ってみたいと思います。