第06回公開講演会(愛知大学共催)/中国の社会変貌と消費生活
第6回公開講演会(愛知大学共催)
中国の社会変貌と消費生活
-
講 師:村松幸廣(愛知大学経営学部長)
-
日 時:平成20年(2008)7月5日(土)
中国経済は毎年10%以上の成長率を誇り、急速に成長し続けています。そして、今年開催される北京オリンピックや2年後の上海万博というビックイベントを契機に、さらなる飛躍を目指しております。しかしながら、このような発展の影には社会的矛盾が垣間見えています。
中国の特徴をみると、政治は社会主義、経済は純粋資本主義、さらに地域主義やセクト主義、加えて拝金主義がはびこっています。また、競争が激しく、勝ち組と負け組がはっきりし、持てる者と持たざる者との格差や都市と農村との格差などがますます拡大しております。
近年、平等を標榜していた社会主義国家である中国は、初めて社会階層の存在を認めました。かつて農民と労働者を中核としていましたが、テクノクラートと資本家による支配が強固な国家に変貌しています。これらの状況を踏まえて、中国社会の現況と人民の消費生活の実情を紹介しつつ、問題点を指摘し、中国の真の姿を捉えたいと考えております。