第●回大倉山講演会/神道と日本人の信仰心-神典としての『古事記』の見方-
平成24年度「日本人と信仰心」/第1回
神道と日本人の信仰心-神典としての『古事記』の見方-
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講 師:西岡和彦(國學院大學大学准教授)
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日 時:平成24年(2012)3月17日(土)午後2時~午後3時30分
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会 場:横浜市大倉山記念館ホール
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定 員:80名(入場無料、予約なし当日先着順)
「本年は、我が国最古の歴史書『古事記』上中下の三巻が元明天皇に撰上(せんじょう)(和銅5年・西暦712年)されてから1300年になります。また、本研究所編纂の『神典(しんてん)』が戦後復刊(昭和37年・西暦1962年)されてから50年の記念すべき年であります。なお、『神典』は昭和11年(西暦1936年)に初版を刊行して、戦前だけでも4版2万5千部発行しています。
そこで、本研究所最初の大事業として編纂された『神典』所載の『古事記』が、神道のもっとも大事な経典として扱われるようになった経緯と、『古事記』上巻の天地初発から天孫降臨までの間の内容を、そうした視点から具体的にわかりやすく説いていきたいと思います。