第●回大倉山講演会/学芸員と博物館と展覧会と-地域の博物館のいまとこれから-
平成27年「教育を多角的に考える」/第1回
学芸員と博物館と展覧会と-地域の博物館のいまとこれから-
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講 師:千葉 毅(神奈川県立歴史博物館学芸員)
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日 時:平成27年(2015)3月14日(土) 14時~15時30分
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会 場:横浜市大倉山記念館 第10集会室
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定 員:50名(入場無料、予約なし、当日先着順)
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共 催:神奈川県立歴史博物館(第1回のみ)
社会教育施設、生涯学習施設としての博物館の役割、博物館と「地域」の関係とはどのようなものでしょうか。
神奈川県立歴史博物館は「かながわの文化と歴史」をテーマとした、神奈川県全域をカバーする唯一の人文系総合博物館です。扱う時代も旧石器時代から近現代まで幅広く、その手法も考古学から文献史学、美術史まで様々です。
神奈川県の博物館として総合的・網羅的な展示・研究も必要である一方、「神奈川」としての地域に密着した側面も扱いたい気持ちも大きくあります。
講演会では、そういった観点から、博物館における常設展、特別展のあり方を考えてみると同時に、開催中の展覧会「陸にあがった海軍」などを事例としながら実際の展覧会企画の方向性の模索についても考えてみたいと思います。
神奈川県立歴史博物館の特別展「陸にあがった海軍-連合艦隊司令部日吉地下壕からみた太平洋戦争-」(会期:2015年1月31日~3月22日)では、戦時中に大倉精神文化研究所へ移転していた海軍気象部の関係資料(当財団所蔵資料)も展示しております。
→神奈川県立歴史博物館特別展「陸にあがった海軍-連合艦隊司令部日吉地下壕からみた太平洋戦争-」のページ