第●回大倉山講演会/グンゼ・クラボウ・カネボウの経営者-明治期企業家の経営思想にみる報徳思想とキリスト教的価値観の融合-
平成29年「実業家の社会貢献とその理念」/第4回
グンゼ・クラボウ・カネボウの経営者-明治期企業家の経営思想にみる報徳思想とキリスト教的価値観の融合-
-
講 師:長谷川直哉(法政大学教授)
-
日 時:平成29年(2017)6月17日(土) 14時~15時30分
-
会 場:横浜市大倉山記念館 ホール
-
定 員:80名(入場無料、予約なし、当日先着順)
郡是製糸(グンゼ)の波多野鶴吉、倉敷紡績(クラボウ)の大原孫三郎、鐘淵紡績(カネボウ)の武藤山治は、近代日本を代表する経営者で、経営する会社を大企業に成長させると共に、社会貢献活動でも顕著な実績を残しました。この3者の経営思想の基盤となった報徳思想とキリスト教的価値観の共通点・相違点を俯瞰し、彼らの思想的背景が経営行動にどのように具現化されたのかを明らかにします。
さらに、彼らの経営行動が現代的な視点に [例えば、CSR(Corporate Social Responsibilty:企業の社会的責任)やCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)]から、どのように評価されるのかを検討します。