閉じる

催し物

令和7年第3回 大倉山講演会/次世代育成にかける夢-津田梅子のノブレスオブリージュの精神-

2025.03.26
令和年「波濤を越えた近代日本人たち」/回 (通算108回)

次世代育成にかける夢-津田梅子のノブレスオブリージュの精神-

  • 講 師:髙橋 裕子(津田塾大学学長)
  • 日 時:令和7年(2025621() 14時~15時30分(開場は1345分)
  • 会 場:横浜市大倉山記念館ホール(東急東横線大倉山駅下車、徒歩7分)
  • 定 員:80名(入場無料、事前予約制・先着順) ※定員を超えた場合はご入場頂けません。

2024年に日本銀行券のデザインが一新され、5千円札の肖像に津田梅子(つだうめこ)が採用されました。財務省のウェブサイトでは梅子について以下のように記されています。「1871年、岩倉使節団に随行した最初の女子留学生の一人。1900年に女子英学塾(現 津田塾大学)を創立するなど、近代的な女子高等教育に尽力。」

津田梅子は、当時国内では得られなかった高等教育の機会を求め、海外で自らの可能性に挑戦しました。さらに、そのような機会を他の日本の女性にも与えるべく、奨学金制度をつくり後進を支援しました。梅子が華族女学校教員という安定した職を辞し、私塾を創設するという決断ができた背景には、このような女性リーダー育成プログラムの成功体験があったといえます。

梅子は、複数回に及ぶ米国留学から何を得て、それをどのようにして日本の女子高等教育に還元していったのか。本講演では、現代を生きる私たちの視点から、次世代育成にかけた梅子の足跡を辿りたいと思います。

  • お申し込みはこちらから
  • チラシ(PDF)はこちらから
研究所の催し物の記事一覧へ