【新着図書より】1月上旬のおすすめ
- 2025.01.04
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- 新着本
1月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『ひっくり返す人類学 生きづらさの「そもそも」を問う』 奥野克巳 著 (請求記号:389-オ) 
常識をひっくり返して「そもそも」を問う思考法には、問題を定義し直し、より本質的な議論に導く力がある。学校教育や貧富の格差、心の病など、身近で大きな社会・環境危機に人類学で立ち向かう。
2 『メトロポリタン美術館と警備員の私―世界中の<美>が集まるこの場所で』 パトリック・ブリングリー 著 山田美明 訳 (請求記号:706.9-フ) 
ある男と美術館を巡る、静謐で感動的な物語。美術館の警備員である著者が、同僚たちと共にもっとも偉大な美術作品たちを静かに警備していた時のことを振り返り、知られざるメトロポリタン美術館の深奥に眠る秘密について明らかにする。
3 『歴史とともに楽しむ日本の美しい色 古代からたどる287の伝統色』 魚田昌美 著 (請求記号:757.3-ウ) 
伝統色彩を用いた作品を制作するアーティストとして活躍する著者が、古代から近代までの歴史を簡単におさらいしながら、その時代に親しまれた色、逸話が面白い色、ネーミングが独特な色など、魅力的な色を紹介しています。
4 『校歌斉唱! 日本人が育んだ学校文化の謎』 渡辺裕 著 (請求記号:767.6-ワ) 
軍歌、替え歌から讃美歌、J-POP帳まで、世界に類を見ない「コミュニティ・ソング」を音楽学者が読み解く!明治から現代まで、日本全国の「校歌」をめぐるドラマが満載!