【新着図書より】10月上旬のおすすめ
- 2023.10.03
-
- 新着本
10月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『そもそもお公家さんってなに?―近世公家のライフ&ワーク』 西村慎太郎 著 (請求記号:210.5-ニ)
近世公家のエピソードがイラスト入りで楽しく読める!まろ眉・白塗り・お歯黒で、語尾は「おじゃる」・・・・。そんなイメージが強い「お公家さん」、本当はどんな暮らしをしていたの?光源氏のモデルや小野小町、紀貫之など、お公家さんの子孫はどうなった?知られざるエピソードも盛りだくさん!
2 『絵と図でよくわかる無の神秘--ゼロ、真空、そして究極の無』 ニュートン編集部 編著 (請求記号:421-ニ)
すべてを取り去った空間にも見えない何かが存在する。無と存在をめぐる驚きの世界。
3 『少人数で生き抜く地域をつくる 次世代に住み継がれるしくみ』 佐久間康富、柴田祐、内平隆之 編著 (請求記号:611.1-サ)
人口減少と上手につきあう。地域の内なる力と、外とのつながりがあれば、少人数でも持続できる。なりわい、伝統文化の継承、空き家を活用する仕組みなど、11地域の多様な試みを紹介。
4 『雲は美しいか―和歌と追走の力学』 渡部泰明 著 (請求記号:911.1-ワ)
万葉集以来、「雲」は膨大な和歌に詠みこまれてきた。そしてとりわけ別れにかかわって、雲のモチーフは多様な美意識を堆積させ、漢文学の伝統とも相まって、生成し、享受される情調の群体を成長させてきた。そしてまた、追想されるその母体が新たな作品を生み出す。和歌の、古典の、力動をさぐりあてる、雲の和歌史。