【新着図書より】10月上旬のおすすめ
- 2024.10.01
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- 新着本
10月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『なぜ鏡は左右だけ反転させるのか 空間と時間から考える哲学』 加地大介 著 (請求記号:112-カ)
時間と空間の身近な謎に分析哲学のアプローチから迫る!鏡像反転、タイムトラベル映画に潜む哲学的な問いかけ数学や物理学、回転座標や宿命論、デカルト、カント、ガードナー、ブロック、ダメット、テイラー......などあらゆる手段を駆使して論理的な答えを追求する。〈当たり前〉を見つめ直し、世界が包有するさまざまな可能性を見出す試み!
2 『忘れられた日本史の現場を歩く』 八木澤高明 著 (請求記号:291.09-ヤ)
ノンフィクション作家であり、カメラマンでもある八木澤高明氏が、さまざまな理由で「日本史」において忘れられてしまった場所や遺構を訪れ、写真と文章によってその土地に眠る記憶を甦らせていきます。北海道から九州まで、消えつつある風習や歴史を辿って旅した本作は、日本史好きはもちろん、ここ最近再び盛り上がりを見せている民俗学の視点でも楽しめる一冊です。北海道から九州まで全国19ヵ所...気鋭のノンフィクション作家が、自らの足で日本の"裏面史"を歩いた記録的一冊!
3 『銭湯の歴史 【第五版】』 中野栄三 著 (請求記号:383.6-ナ)
日本人はいつから「風呂」好きになったのか?入浴文化の変遷を探究し、それに関連する社会生活史までを平易に叙述した基本文献が、多数の貴重図版とともにより読みやすくなった〈第五版〉として復刊。
4 『山の観光史』 高嶋修一 著 (請求記号:689-タ)
登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、リフト、ドライブウェイ...大衆社会のツーリズムが日本の山を切り拓く。「誰でも登れる」山岳観光史への招待。