閉じる

大倉精神文化研究所
附属図書館

おすすめの本

【新着図書より】11月上旬のおすすめ

2023.11.01
  • 新着本

11月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

1 『「自分の意見」ってどうつくるの?』 平山美希 著 (請求記号:100-ヒ)   自分の意見ってどうつくるの.jpg  

「あなたはどう思う?」にビクッとする、他の人と似た意見になってしまう、自分の主張に自信が持てない、それ、フランスの哲学メソッドで解決できます。5つのステップでマスターする「考えるときの考え方」

2 『人類が生み出した「単位」という不思議な世界』 齋藤勝裕 著 (請求記号:420.7-サ)   人類が生み出した単位.jpg

人類はほんの200年前まで物の量・長さ・速さを測る概念が地域でバラバラでした。それを普遍的な「単位」の発明によって、人類は科学・経済・建築・文化を大躍進させることになります。本書では単位をめぐる歴史やその体系を解説します。

3 『ことばのくすり―感性を磨き、不安を和らげる33篇』 稲葉俊郎 著 (請求記号:490-イ)   ことばのくすり.jpg

日常を見る目が変わる、医療&芸術エッセイ。「歩くこと」も「食べること」も、実はスゴイこと? 医療と芸術の最前線にいる著者が、日常に潜む奇跡を鮮やかに照らしだす33篇。

4 『貝と漆―横浜芝山漆器と七十年』 宮﨑輝生 著 (請求記号:752.2-ミ)   貝と漆.jpg

横浜はかつて漆器の一大産地で、多くは「芝山象嵌」という装飾が施されていました。芝山象嵌とは、具や象牙、牛骨などを彫刻して花鳥や人物の形にしたものを、素地に立体的に嵌め込む技法です。2022年現在、横浜にいる芝山師は私ともう1人だけです。「最後の芝山師」と言われることもあります。そんな状況にある横浜芝山漆器の歴史や技法を、本書で知っていただけたら幸いです。そして、この技術を受け継いでくれる方が一人でも多く現れることを願っています。(本文より)

おすすめの本の記事一覧へ