【新着図書より】12月上旬のおすすめ
- 2022.12.01
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- 新着本
12月上旬公開の新着図書より、おすすめの5冊をご紹介します。
1 『夜、寝る前に読みたい宇宙の話』野田祥代 著(請求記号:440-ノ)
ほんとうに寝る前に読むのにちょうどいい、楽しくて癒される宇宙のお話。私たちひとりひとりが「宇宙の一部分」という視点で、身近な例えから宇宙という存在を感じさせてくれる。「家のお風呂にはった水が地球全体の水なら、私たちが手にできそうな水は、大さじ1杯くらい」(p.39)
2 『緯度を測った男たち―18世紀、世界初の国際科学遠征隊の記録』クレーン,ニコラス 著(請求記号:448.4-ク)
地球の本当の形をめぐって、フランス科学アカデミーの見解はデカルト派とニュートン派とに分かれ対立していた。1735年、その真実をときあかすために赤道へと派遣された測量隊は、困難をくぐりぬけ、壮大な実験を行った。「緯度1度」の長さを求めた命がけの冒険。
3 『生きるみちしるべ』文化出版局 編(請求記号:281-フ)
各界の著名人27名が自身の戦争体験、人生観、死生観などを語った宝物のような言葉の数々。瀬戸内寂聴さん、ワダエミさんなど今ではもうお話が伺えない方々も。雑誌『ミセス』での2019年から2021年までの連載を1冊にまとめた。
4 『「デジタル社会」とは何か』友寄英隆 著(請求記号:007.3-ト)
デジタル庁の設立から1年、マイナンバーカードの普及、キャッシュレス法の成立など、政府の施策が推進されている。しかし、デジタル社会は多くの問題をはらんでいる。デジタル技術のしくみをやさしく解説し、その理解に基づいてデジタル社会の光と影について考える。
5 『恋ふらむ鳥は』澤田瞳子 著(請求記号:913.6-サ)
7世紀、飛鳥の動乱を生き抜いた万葉の歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)。誰かの妻や母でなく、一人の歌詠み、宮人として、愛憎渦巻く時代を生きた女の半生を直木賞作家が鮮烈に描く。