【新着図書より】3月上旬のおすすめ
- 2025.03.01
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- 新着本
3月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『魂の教育』 森本あんり 著 (請求記号:019-モ) 
よい読書体験はよい人間形成につながる、と信じる。真っ暗な地下鉄の線路を歩いた昔日の彷徨から、自らの実存の問いと対峙した神学遍歴、半世紀後に届いた「魂の教育」を願う母の祈りとの再会まで-月刊誌『世界』連載「ボナエ・リテラエ」で明かされた、ある救済の物語。
2 『看聞日記とその時代-好奇心旺盛な皇族・伏見宮貞成が語る中世社会』 薗部寿樹 著 (請求記号:210.46-ソ) 
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。三十三年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。
3 『芭蕉布物語』 柳宗悦 著 (請求記号:753-ヤ) 
戦後の芭蕉布復興の原点となった名著に図版を増補、松井健(東京大学名誉教授)の解題を附し、新版として待望の復刊!
4 『五葉のまつり』 今村翔吾 著 (請求記号:913.6-イ) 
戦だけが闘いの場じゃない。検地に刀狩り・・・・・天下統一のための政から秀吉の人生を締めくくる花見まで。命と矜持を賭けた任務への挑戦が今、始まる。