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【新着図書より】4月上旬のおすすめ

2024.04.02
  • 新着本

4月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

1 『地図で読む戦争の時代―描かれた日本、描かれなかった日本』 今尾恵介 著 (請求記号:210.7-イ)  地図で読む戦争の時代.jpg

軍港や飛行場などの軍用地、重要な工場や発電所、ダム、鉄道操車場といった場所の地図は、敵国の目から隠すために、ときに別のものとして描かれたり、まったくの空白とされることもあった。軍用地や軍用鉄道は戦後どのような変遷を遂げたのか。また、日本の支配下にあった朝鮮や台湾、満洲国の地図はいかに描かれていたのか。さまざまな用途や時代の地図をもとに、日本がかかわった「戦争」の痕跡をさぐっていく。地図から日本の歩みが立体的に浮かび上がる。掲載地図130点以上。領有をめぐって揺れる尖閣諸島や北方領土の地図も掲載。

2 『たった1日でわかる46億年の地球史』 アンドルー・H・ノール著 (請求記号:450-ノ)  たった1日でわかる46億年の地球史.jpg

私たちの身の回りにある山や海、動植物、資源、空気や水はいったいいつ、どのように誕生したのか?ハーバード大学の名誉教授(自然史学)で、NASAの火星探索ミッションにも参加している著者が、地球という奇跡の星の誕生から現在に至るまでを、地質学、自然史学的な視点でエキサイティングに読み解く一冊。

3 『天守のない城をゆく―城の楽しみ方、活かし方』 澤宮優 著 (請求記号:521.8-サ)  天守のない城をゆく.jpg

全国に存在する天守のない城は、地域の歴史や文化をあますことなく伝え、魅力は尽きない。人々の思いが息づく全国の天守のない城を巡り、その奥深さ、地域と一体となった保存・活用例を紹介し、行きすぎた観光に歯止めをかけ、望ましい城のあり方に一石を投じる。

4 『人生を抱きしめる』 遠藤周作 著 (請求記号:914.6-エ)  人生を抱きしめる.jpg

遠藤周作生誕100年企画。著者の原点となる信仰を軸に、自由や孤独、苦しみについての見解より、真の人間の姿にせまる若き日の圧倒的作品の数々!著者最初期の評論他、貴重な講演録も収録。

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