【新着図書より】4月上旬のおすすめ
- 2025.04.01
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- 新着本
4月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『日本人にとって教養とはなにか―<和><漢><洋>の文化史』 鈴木健一 著 (請求記号:002-ス) 
古来人びとはより良い生き方を求め、より広い世界へとつながっていくために、さまざまな文化や知識と触れ合い、まじりあう中で社会とその規範を作り上げてきた。奈良時代以前から現代にいたるまで、日本人が「人としてどう生きるか」を模索してきた歴史を、<和><漢><洋>の交錯の中から描き出す画期的な一冊。
2 『江戸幕府と情報管理』 大友一雄 著 (請求記号:210.55-オ) 
「文書による支配」が確立した江戸時代、巨大組織の幕府は情報をどう管理していたのか。幕臣大岡忠助の日記などから、寺社奉行・奏者番の情報管理における組織的・個人的取り組みを解明。アーカイブズ学研究の必読書。
3 『気候地名をさぐる』 吉野正敏 著 (請求記号:290.18-ヨ) 
日向・雨坪・雲井・東風平など、気候に関する文字が入った地名はどんな意味を持つのか。日本全国の気候地名の分布と特徴を詳細に調査し、外国の事例も収集したユニークな書。
4 『武士の介護休暇 日本は老いと介護にどう向きあってきたか』 﨑井将之 著 (請求記号:369.2-サ) 
江戸時代にも高齢者介護はあった!昔の人々は、どのように介護に取り組んできたのか?介護の歴史をめぐる、誰も知らなかった意外な事実の数々。