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【新着図書より】5月上旬のおすすめ

2023.05.02
  • 新着本

5月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。

1 『心。』 稲盛和夫 著 (請求記号:159-イ)  心。.jpg

すべては"心"に始まり、"心"に終わるー当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平とは。つねに経営の第一線を歩きつづけた著者が、心のありようと、人としてのあるべき姿を語り尽くした決定版。よりよい生き方を希求するすべての人たちに送る、「稲盛哲学」の到達点。

2 『禅の調べ―はじめて唱う白隠禅師「坐禅和讃」』 細川晋輔 著 (請求記号:188.84-ホ)  禅の調べ.jpg

「衆生本来仏なり 水と氷の如くにて」――七五調でつづられ、禅のエッセンスを親しみやすく伝える仮名法語、白隠禅師「坐禅和讃」。一見"わかりやすい"と称されながらも実は難解な四十四句を、さまざまな禅語や身近な話題とともに、あたたかに読み解いてゆく。禅画も多数収録。「坐禅入門」付き。

3 『京都 二条城と寛永文化』 Living History in京都・二条城協議会 編 (請求記号:702.1-ハ)  京都二条城と寛永文化.jpg

「日本の文化の故郷」とも呼ばれるほど、多くの文化人が活躍した寛永時代。後水尾天皇、徳川秀忠・家光、東福門院和子(まさこ)、小堀遠州、狩野探幽、野々村仁清、松花堂昭乗、俵屋宗達、本阿弥光悦、池坊専好...。茶の湯、書画、いけばな、数寄屋建築、やきもの、小袖、出版など、多様な分野に綺羅星のごとく現れた、才気あふれるスター&百花繚乱のアートを一挙紹介します。二条城へと向かった空前絶後のパレード「寛永行幸」から四百年。いま、日本の美意識の源ルーツをクリエイティブな画期「寛永」に探る。

4 『暁斎絵本』 日野原健司 著 (請求記号:721.9-カ)  暁斎絵本.jpg

幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた絵師、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889)。本書は、太田記念美術館所蔵の版本から『暁斎漫画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎百鬼画談』をはじめとする代表的「絵本」から224点を厳選。暁斎の視線が明確になるように《人物と骸骨》《動物と自然》《妖怪と神仏》の3つの主要ジャンルに分類、全作品に絵解きの解説をつけて再構成することで、江戸と近代を行き来する浮世絵の妙、独自の諧謔性・ユーモアなど、「画鬼」と呼ばれた暁斎のさらなる魅力に迫ります。

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