【新着図書より】7月上旬のおすすめ
- 2022.07.01
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- 新着本
7月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1『ミケランジェロとメディチ家の真実 隠されたヨーロッパの血の歴史』 副島隆彦 著 (請求記号:230.51-ソ)
近代ヨーロッパ文明を作ったイタリア、フィレンツェのルネサンス運動の歴史に隠された、ローマ・カトリック教会と人文主義者たちの血みどろの闘い。ダンテが、ミケランジェロが、モーツァルトが、ニーチェが、生涯をかけて、なぜ、何に対して闘ったのかを、日本人は知っているか。誰も書かなかった政治都市フィレンツェの真実!
2 『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」中村哲が本当に伝えたかったこと』 中村哲 著 (請求記号:517.6-ナ)
2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなられた医師・中村哲さん。本書は、中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。ハンセン病根絶計画から、空爆下の診療所開設と水源確保事業、そして用水路開通まで。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という問いに対して、中村さんは自らを、宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえました。本書には、本人が執筆したらおそらく触れなかったと思われる感慨や本音が随所に表れています。自身について多くを語らなかった医師・中村哲の心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です。
3『タゴール・ソングス』 佐々木美佳 著 (請求記号:767-サ)
「歌い、そして自分を信じなさい」タゴールの歌は教えてくれる、別離、貧困、矛盾、あらゆる苦境を乗り越える力が、自分の中にあることを。同名の映画を監督した佐々木美佳による、もう一つの『タゴール・ソングス』。
4 『暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる』 黛まどか 著 (請求記号:911.3-マ)
節気を詠んだ俳句を鑑賞しながら祖霊への思いを綴る珠玉エッセイ。