【新着図書より】8月下旬のおすすめ
- 2022.08.16
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- 新着本
8月下旬公開の新着図書より、おすすめの5冊をご紹介します。
1 『注意を操る心理学 気が散ることだらけの現代で自分を保つには』 ステファン・ファン・デル・スティッヘル著 藤井良江 訳 (請求記号:141.4-ス)
「見通しのよい道路でもなぜ事故は起きる?」「目の前で行われるマジックをどうして人は見破れない?」その秘密は私たちの「注意」のしくみにあります。人間の「注意」について実例とともに多方面からアプローチしつつ,視覚特性や心理学的側面,また色覚異常や脳損傷が「注意」に及ぼす影響まで,詳細に解説します。
2 『読める、わかる、聖書のストーリー』 竹ケ原政輝 著 (請求記号:193-タ)
天地創造からイスラエル王国の盛衰、そしてキリストの十字架と復活から、教会の誕生......聖書のグランドストーリーを、わかりやすく物語るとともに、第二部では、聖書の各書簡も簡潔丁寧に解説。聖書を開きたくなる工夫が詰まった一冊。
3 『日本野鳥の会のとっておきの野鳥の授業』 日本野鳥の会 編 (請求記号:488.1-ウ)
日本野鳥の会、会報誌『野鳥』の毎号の特集の中から、野鳥の生態などを楽しく学ぶための記事を厳選し単行本にまとめたもの。執筆者は、それぞれ一線で活躍する研究者で、それぞれのテーマでわかりやすく解説します。
4 『松尾芭蕉と旅する 英語で読む名句の世界』 ピーター・J・マクミラン 著 (請求記号:911.3-マ)
英語で読めば、古典はもっとよくわかる!アイルランド出身の詩人・翻訳家で日本の古典に通じた著者が、「奥の細道」をはじめ春夏秋冬の旅で詠まれた芭蕉の名句80句を精選。的確で美しい英訳とともに、現代語訳と、わかりやすい解説で芭蕉の新たな魅力を発見する。最良の古典ガイドブック!
5 『アフガニスタンのひみつの学校』 ジャネット・ウィンター著 福本友美子 訳 (請求記号:Y726-ウ)
この物語は、前のタリバン政権時代(1996~2001年)に、本当にあったできごとです。政権が変わるなか、いつの時代にあっても、教育の大切さを知り、女の子に教育は必要であると、なんとか学校に行かせようと努力してきた女性たちがいました。そして、彼女たちの取り組みは、今もなおつづいています。「かわいそうなアフガン女性」のことを知ってほしいのではなく、「勇気あるアフガン女性」のことを忘れないでほしい―――解説・清末愛砂さんの主張です。