【新着図書より】8月上旬のおすすめ
- 2023.08.01
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- 新着本
8月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『嫌われる勇気--自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見一郎、古賀史健 著 (請求記号:146.1-キ)
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称され、世界的名著『人を動かす』の著者・D.カーネギーなど自己啓発のメンターたちに多大な影響を与えたアルフレッド・アドラーの思想を、1冊に凝縮!!悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な「処方箋」が、この本にはすべて書かれている。
2 『人間らしさとは何か―生きる意味をさぐる人類学講義』 海部陽介 著 (請求記号:469-カ)
人間は、見かけこそ多様だが、中身はホモ・サピエンスというたった一つの種である。そして、ホモ・サピエンスほど、地球上のほぼすべての陸地に住み、支配している種は他にいない。そんな「異様な」我々は、いかにして「このような人間」になったのか?注目の人類進化学者が、「人間」が誕生するまでの道のりや、人間の特性の意味を探っていく科学的人間論の最先端を解説しながら、「なぜわかり合えないのか」ではなく、「なぜわかり合えるのか」から人間らしさをとらえなおし、人間として、どう生きていくべきか、追究する。
3 『美学の練習』 津上英輔 著 (請求記号:701.1-ツ)
なぜ人は美・芸術に惹かれるのか。過去の学説や標準的理論を通してではなく、読者に自ら美と芸術について思索することを促し、人生を豊かにする手がかりとなることを目指す。美学の「練習」とする由縁である。自分の言葉で語るという長年の講義方式の集大成。
4 『近代陶磁器美・技の世界--横山美術館所蔵品・明治以降輸出された陶磁器を中心に』 横山博一 監修 (請求記号:751.1-ヨ)
東海地方は古くからの陶磁器の名産地で、名古屋は近代陶磁器生産・輸出の一大拠点でした。その伝統を踏まえ2017年、名古屋市東区に開館した横山美術館は、明治・大正期に海外へ輸出された日本の陶磁器を中心に収集・展示しています。名品約500点についてカラー写真とわかりやすい説明文を添え、産地や素材、技法の解説も加え、初心者から愛好者まで広く楽しめる内容です。