【新着図書より】9月上旬のおすすめ
- 2023.08.31
-
- 新着本
9月上旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『人生を彩る教養が身につく 旅する世界史』 佐藤幸夫 著 (請求記号:209-サ)
写真で見たことのある「あの場所」に行きたくなる世界史の教養書。観光地を「見る」だけで終わりにしていませんか?旅先として人気の遺跡たちが見てきた≪歴史の流れ≫や「絶景」と言われる場所の背景にある≪歴史のダイナミズム≫を知れば名所を目の前にした時の解像度が上がります。知識を携え、人生を彩る旅に出かけましょう。
2 『古代史のテクノロジー―日本の基礎はこうしてつくられた』 長野正孝 著 (請求記号:502.1-ナ)
縄文時代でも、この方法なら塔が建つ。必要な人員は100人、工期は2ヵ月。技術者が現場を歩き、古代の謎を解く。
3 『江戸絵画お絵かき教室』 府中市美術館 編・著 (請求記号:724.1-フ)
江戸の名画はどう描かれたか。若冲、応挙、国芳ら江戸時代の画家に入門したつもりで、動物や景色、花などの描き方を解説する。府中市美術館「江戸絵画お絵かき教室」展公式図録。
4 『自然をこんなふうに見てごらん―宮沢賢治のことば』 澤口たまみ 著 (請求記号:910.268-ミ)
木の芽の宝石、春の速さを見る、醜い生きものはいない、風の指を見る、過去へ旅する...自然をこんなふうに感じとってみたいと思わせる、宮澤賢治の57のことばをやさしく丁寧に紐といた一冊です。「銀河鉄道の夜」も「注文の多い料理店」も、宮澤賢治は、おはなしの多くを自然から拾ってきたといいます。それらの言葉から、自然を見る視点の妙や魅力をエッセイストの澤口たまみさんが優しくあたたかな目線で綴ります。