【新着図書より】1月下旬のおすすめ
- 2023.01.17
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- 新着本
1月下旬公開の新着図書より、おすすめの4冊をご紹介します。
1 『宮廷女性の戦国史』 神田裕理 著 (請求記号:210.47-カ)
「皇后不在」の時代に躍動した、知られざる後宮女房と皇女の世界。武家政権との折衝、公家間の仲裁、天皇家の家政、そして世継ぎの出産―歴史から見落とされていた彼女たちの役割と一生を明らかにする。
2 『歴史の予兆を読む』 池上彰、保坂正康 著 (請求記号:304-イ)
ロシアのウクライナ侵攻―世界大戦は避けられるのか。周辺国の脅威、貧困化、災害―日本の運命は?「まさか」を予見する知の巨人の究極討論!
3 『演奏家が語る音楽の哲学』 大島義実 著 (請求記号:760.4-オ)
楽譜の向こう側への通路を拓き、音の命を蘇らせる演奏家とは?芸術大学で指導する一方、演奏家としても第一線で活躍中のフルーティストによる、演奏という観点から見た音楽論。
4 『絵巻で読む方丈記』 鴨長明 著 田中幸江 訳注 (請求記号:914.4-カ)
日本三大随筆のひとつ『方丈記』を、18世紀末に描かれたとされる「方丈記絵巻」と合わせて掲載。疫病、火災、地震などの中、長明が至った無常観が、生き生きとした画の描写とともに伝わり、戦禍、コロナ禍、気候変動などに生きる現代に訴えかける。『方丈記』自体を紹介する本編に加え、巻末には『方丈記』および絵巻の解説を添える。