第54回 大倉山秋の芸術祭と港北区民まつり
- 2020.10.15
文章の一部を参照・引用される場合は、『大倉山STYLEかわら版!』(令和2年10月号)を確認の上、その書誌情報を典拠として示すようお願いいたします。
例年なら運動会、文化祭、秋祭りなどの様々な催しが行われるこの時期ですが、今年は人が集う催しの多くが中止となっています。しかし一方で、安全に楽しく参加できる形を取って開催されるイベントも増えてきました。
大倉山秋の芸術祭は、大倉山の秋の風物詩となっており、今年で36回目を迎えますが、例年通り大倉山記念館を会場に開催されます。開催にあたっては、しっかりとコロナ対策を講じて、コンサートなどの演示を行う期間は、昨年の5日間から10/31と11/1の2日間(展示は10/28~11/1)に短縮しました。今年は、地域を盛り上げる様々な活動を行っている「大倉山おへそ」と秋芸がコラボしたハロウィン企画をはじめ、屋外を会場としたプログラムが多くなっています。オープニングイベントや喫茶コーナーがないのは少し残念ですが、今までとは一味違う秋芸になりそうです。大倉山公園の木々も徐々に色づいてきました。散策がてら芸術の秋を楽しむのはいかがでしょうか。
毎年、新横浜公園で開催している港北区民まつりは今年、「2020ふるさと港北ふれあいまつりon-line」と題し、パソコンやスマホで参加するオンライン形式での開催となりました。日程は11月3日から23日までで、14日をコアデイとしています。コアデイは横浜アリーナで行われるステージパフォーマンスのライブ配信や、その日だけ見られる映像などを用意した特別な日です。当日は横浜アリーナで「秋のヨコアリくんまつりオンライン」も同時開催され、ふれあいまつりと一緒にオンラインで港北区を盛り上げます。パソコンの画面越しに人々が集うお祭りは一体どんなものになるのでしょうか。まだ想像がつきませんが、他区の区民まつりが軒並み中止となる中、横浜市内初となる新しい試みに期待が膨らみます。(H.H)
昨年(2019年)の秋芸の一幕
「2019ふるさと港北ふれあいまつり」の様子
(2020年10月号)